column 04


シャケの切り身事件


ホージーを語る上で、私たちの中で強烈な印象を残した事件(?)
あります。
とある日の夜、仕事で忙しかったこともあり、私たちは夕食を
お弁当で済ますことにした時のことでした。もともとコンビニの
お弁当は好きではない私たちですが、この日は仕方なく幕の内弁当
を買ってきたのでした。
そして、電子レンジで温め、フタを開け食べようとしたのですが、
彼女の鼻がそれを放っておくわけがなく、素早く食べ物の匂いに
反応し、騒ぎ始めたのです。
私たちも、ある程度の反応は予測していたのですが、この日の
ホージーはいつもとは違っていました。今にもテーブルに
飛び乗らんばかりの勢いで、体を思いきり伸ばし手を出そうと
してきます。できることなら分けてあげたいのはやまやまですが、
そこは人間と猫の差を考えずにはいられません。
人が食べるために味付けされた食材は、猫にとってあまりにも
味が濃すぎるため、糖分も塩分も多すぎて、あげてしまった結果、
彼女が病気にでもなったら、まさに本末転倒な話になってしまい
ます。切なそうな鳴き声をあげるホージーをよそ目に、私たちは
食べ始めたのでした。.....しかし、事件は起こりました。
もう我慢できないとばかりに、テーブルに飛び乗ってきたのです。
驚くヒマもなく、本能に身を任せるかのように彼女は、私の
お弁当に乗っていたシャケの切り身に食らいついたのです。
「ホージー、これは俺のだよ!」と箸で引き寄せたところで、
彼女の口とその爛々と輝く眼差しはシャケを捉え、決して放そう
とはしません。苦戦する私を見た妻が応援に入ります。
妻は、テーブル
から彼女を降ろそうと抱きかかえたのですが、
すごい力でくわえたシャケごと宙に持ち上げられた格好になり、
当然、シャケを掴んでいる私の箸も追従せざるを得ません。ついに
シャケをめぐっての空中戦にまで発展してしまいました。
結果的には、無理やり口を開けさせてシャケを放したのですが、
妻にハガイジメされながらも決してシャケの切り身を放そうと
しなかったホージーの姿に、その本能的な野性味を垣間見た感じ
がして、「コイツをしつけることができるのだろうか....」
と、しばし先行きが不安になったのでした。
それからというもの、ホージーの前で魚を食べるには、
それなりの覚悟が必要となっていて、しばし戦いの場が繰り広げ
られることとなったのでした





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