column 15


寝返りの代償


甘えん坊のホージーは、いつも我々のそばにくっついている
のですが、体の一部を我々の体に接する状態でくつろぐのが
どうも好きなようです。
多くの場合は、彼女は自分の背中を我々の体のどこかに触れ
させる格好で横になったり丸くなったりしています。
たまに、前脚やシッポだけが軽く触れているという場合も
あります。
そしてそれは、我々が寝ている時も例外ではありません。
どういったわけか、彼女は僕か妻のどちらかの足にもたれる形
で眠りにつきます。そう...絶対に背中側をくっつけて"もたれる"
形になるのです。まるで我々の体は、ホージーのソファベッドと
化しているかのようです。
それはそれで可愛くて嬉しいことなのですが、問題は、そのこと
によって自由に寝返りが打てなくなってしまうことです。
心情的に、寝返りを打つことで起こしてしまうのは可哀想だと
思うので、もしどうしても寝返りを打ちたい場合には、そ〜っと
足を抜き取るようにして左右を入れ替えるといった対応が必要
になります。
冬場は布団の上からもたれていますから、布団のふくらみを
利用して入れ替えることもできるのですが、夏場などは、直接
足にもたれている状態なので、足を入れ替えるのがかなり難しく
なります。
へたに足の入れ替えに失敗すると、一気に彼女の機嫌を損ね、
我々の足は攻撃の対象となってしまうから要注意です。
当然ながら、これは夜中の寝ている時の話ですから、寝返りに
対して使う神経により、その眠りは浅くなり、また、彼女の機嫌
を損ねて受けてしまう"噛みつき攻撃"や"ネコキック"は、
浅い眠りをさらに覚醒へと確実に導いてくれます。
そう、寝返りによる代償は結構大きいのです。
おかげで寝不足になることしばしばです。
そんなホージーではありますが、その可愛い寝顔や仕草を見ると、
とても抵抗することができなくなります。
なんとも...ずるいくらいに人の心を無抵抗にしてしまう生き物
であります。
なんでこんなに可愛くできてるんだ...と思いながらも、寝返りの
際にたまに間違って、彼女に蹴りを入れてしまう我々なのでした...。
ゴメン、ホージー。



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